前衆議院議員新井悦二
前衆議院議員新井悦二からのフォトニュースをメインにお届けするBLOGです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

臓器移植法の審議
日(金)

代議士
本日の衆議院厚生労働委員会において臓器移植法の審議が行われ、改正各案について意見を述べさせて頂きました。(内容は以下の通りです)

今回の臓器移植法について色々な意見や質問が出されましたが、たくさんの人の意見を聞けばきくほど臓器移植法の難しさが浮き彫りになり、今回出されました4案についてそれぞれの問題点が出ています。
特にその中で日本人の死生観とか宗教観などが争点となりましたが、本当の争点は本人の同意を必要とするか、しないかにあるのではないかと思います。そして、何よりも臓器を提供する側とされる側にたって考えていかなければならないと思います。
私の意見としては国内での移植は数があまりにも少なく現行法が壁になっていると思います。そのために国内では生きる希望がもてないのが事実であり法改正をして進めていかなければならないと考えています。
今回のB案にしても意思表示の年齢を12歳まで引き下げても、乳幼児には臓器提供を行う事ができないし、C案だと移植医療は進まないと思います。そうなるとA案かD案を支持したいと思いますが。    
しかし、両案ともに問題があります。
A案については、脳の回復力が強い乳幼児の脳死判定は医者でも難しいと思いますが、特に長期脳死児を「死者」として受け入れることは、家族だけでなく医者側にも難しいと思います。医師の統一見解がはたしてできるのかどうか、
 また、脳死を一律に人の死とすることに問題はないのか「脳死」「脳死に近い」などと診断される子供達が何年も生きるケースが少なくなく、自発呼吸などの回復する例もあるわけでありますので脳死診断のあり方についても考え直さなければならないと思います。
さらに脳死を一般的に人の死とすることと脳死を人の死と考えないダブルスタンダードが存在して現場での混乱と法的な問題など解決しなければなりません。
 また、「親族への優先提供」については臓器移植法の理念であるドナー本人の意志の尊重と移植機会の公平性ということも慎重な議論が必要ではないかと思います。
D案については、15歳以上について本人の意志確認が必要で臓器移植が進まない現状の改善ができるのかどうか厳しいのではないかと思いますが、さらに15歳未満にについて、家族に承諾するか否かの困難な判断を迫ることになりますが、これで本当に臓器移植の道が開けるのか。
いずれにしても本人の生前の意志表示があれば臓器移植の道が開けるわけであるので慎重に考えていかなければならないと思います。
 また、海外の方が、臓器移植が進んでいると考える人もいるようですが、海外の脳死診断は日本ほど厳格ではなく、治療を打ち切る場合もある事例も報告されて医療文化の違いなどもしっかり認識しながら考えていかなければいけません。いずれにしても、臓器移植を進めて行くには提供する側と受ける側の双方の理解が必要であると思います。
スポンサーサイト



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。